10年近くヒューストンに住みながら、街の事にはあまり詳しくない、というか、ヒューストンネタはあまり面白くないから書く気はなかったのですが、、、
フォトジェニック(=写真映りが良い)でおっかしな事をたくさんしていた、シマくま君亡き後柱を欠いてしまった感も有り(くまちゃんの写真は難しいし)ちょっと市内の事等をぽつぽつと書いて行こうと思います。 *** 会社は3連休です。 お天気も良いし、XL夫は仕事だし、何処にも行かないのはもったいない。こんな時にひとりぶらりと足を向けるのがこの美術館。 入場無料とはいえ、コレクションのすばらしさは拍手喝采もの。 各国の遺跡からの発掘品を集めた部屋もありますが、20世紀の作品が多いです。頭が痛くならない程度の展示数というのもグッド。 シュールリアリズムの部屋には、キリコ、マルグリッド、エルンスト、マン・レイ、私の好きなタンガイ(Ives Tanguy)などの作品複数づつ。 20世紀の部屋には、ピカソ、レジェ、ジャスパー・ジョーンズ、ウォーホール、ピカビアなどなど。作品は常に少しづつ入れ替えているようです。特別展示もあります。 Rothko、CT.Twombly(別館)はいくつもの作品があり、特に別館はさらに人が少ないので、床に座り込んで観賞も出来ます。 NYのMOMAに行ったXL夫と私の感想は同じ。「メニルのコレクションに似ているけど100倍ぐらい混んでいて騒がしくてしかも高い!」とはいえ、MOMAにはまた行きたいけど。 結婚前、夫の家族にご挨拶する為、ヒューストンを訪れた際、この美術館によりました。隣接する公園(空き地?)にはベンチがあり、木の枝をリスが走っていったり、鮮やかな鳥がやってきたりするのを飽きずに眺めておりました。私はそのベンチに、クレジットカードとトラベラーズチェックと現金の入ったバッグを置いて来てしまったのです。(ほんと、馬鹿よね。あきれる。) でも、有りましたぞ!ちゃんと美術館のデスクに届けられておりました。 届けてくれたのはあの人だと、分かっています。立ち上がって、歩き出した時に私達の方へやってきた人。よく晴れた日で笑顔を交わしたあの人! 美術館の人がくれた連絡先に、お礼のカードを送りました。もうその連絡先もわからないけれど、この美術館へ来る度鮮明に思い出し、「ありがと!」とつぶやいているのです。 The Menil Collection 1515 Sul Ross Street Houston, TX 77006 www.menil .org West Alabama ST.側に無料駐車場あり。 月火はお休み
by NotsuOh
| 2007-02-18 15:21
| 音楽と美術系
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